分割払いの表記に違和感を禁じ得ない

 年末年始、当然の如く実家に帰るんですが、私の地元は結構な田舎なので某大手家電量販店くらいしか行くところがありません。

 そこで待ち合わせの時間まで友人を待っていた時のお話です。

 

 私はMacbookiPadを見たくなったので、スマートフォンコーナーとパソコンコーナーに立ち寄りました。売り物だったので当然商品には値段が書いてあったのですが、その表記が少し気になりました。

 

 

 

4,117 円 × 24 回

(98,800円)(税抜)

 

 

 

 

 なんですかこの中途半端な掛け算は。

 てかなんで、肝心の積の方が括弧書きなんだ…。

 

 

 

 

 どうやら人間は同じ支払額でも、分割払いの金額で表記した方が安く感じるようです。このマジックをお店は利用しているようです。人間はやはり不合理な生き物です。詳細は下記リンクをご確認下さい。

商品の価格を安く見せる11の心理テクニック|PresentNote

 

 

 

 携帯ショップに置いてある商品もだいたいこんな感じですよね。イヤホンや充電アダプター、メモリーカードまで24で割った値が書いてあって驚きます。こいつら2年経たずしてぶっ壊れるじゃん。

 

 これらの売り手はお店に来たあなただけでなく、24ヶ月後のあなたにまで商品を売りつけようとしているわけです。あの「いらっしゃいませ」という挨拶は24ヶ月後のあなたに対してのメッセージでもあるのです。

 

 

 

 そんなどうでもいい話はここまでにして、本題に入りましょう。

 

 

 

 先ほどの値段の表記を見て違和感を感じる人は、少なくないと思います。あの掛け算の形は何かが変です。それは、4117と24が素数でないから。

 

 

 

 皆さんはある正の整数をとある数の掛け算の形に直すという作業を学校で学んだのを覚えていますか。

 そうです。素因数分解です。

 それを踏まえて先ほどの表記を見ていきましょう。

 

 

4,117 円 × 24 回

(98,800円)(税抜)

 

 

 この98800は24で割り切ることができません。これを無理やり24で割って切り上げるのはなんてセンスがないのでしょう。これでは素因数分解どころか、因数分解ですらありません。割る際の便宜性を鑑みて25ヶ月払いにすべきでしょう。1ヶ月ぐらいだったら多分バレません。

 

 

 

 仮に24で割れたとしても、素因数分解した形で描かれていない掛け算の形には違和感を隠せません。しっかり最後まで分解しきってください。

 更に、素因数分解は中学の数学の教科書に載っています。この事実に目を逸らしてはいけません。

 

 

 

 ちなみに98800を素因数分解をすると以下のようになります。

 2×2×2×2×5×5×13×19

 こっちの方が見やすいし各因数の値が小さいので、各電気屋さんと携帯屋さんはしっかり素因数分解したものを値段として表記した方がいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2 円 ×2×2×2×5×5×13×19 回

(98,800円)(税抜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 見づれぇ。