合コンにおける最適戦略とは

 先日、と言いっても2か月前ですが、友人のお誘いで合コンというものに人生で初めて参加してきました。普段の生活では会うことがない方々とお話をすることは、非常に楽しいものでした。今回はそこで起きた小さな葛藤についてお話します。

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 舞台は渋谷の普通のお店。コースは2時間飲み放題30分前ラストオーダー税込3,000円。条件は普段の飲み会と同じでした。ちなみに人数は3vs3。中忍試験です。

 

 

 

 

 

 

 合コンといいつつも、相手が全員大学院生ということもあって、所属していたサークルの話とか、研究の話とかをしていました。大学生御用達の山手線ゲームや王様ゲームといった類の余興には手を染めませんでした。こんなのでよかったのでしょうか。誰か合コンのルールブックを私に下さい。お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まぁ、そんなことはどうでもいいのです。

 今回私が皆さんにお話したいのは最後に突然訪れる「会計」についてです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 2時間が経過したころ、テーブルの端に座っていた私の友人が店員からレシートを受け取りました。2時間という長くて短い時間が急に終わり、現実に返される私たち。その紙切れには「18,000円」と記されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それを握り締め「ごめん、ちょっとトイレに行ってくる」という不自然な言い訳と共に男性陣はトイレに向かいます。食中毒でしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、どう分けましょうか。定式化のために、男性がM円支払い、女性がF円支払うという負担の仕方を(M, F)と表すことにします。このとき、負担の仕方の集合は以下のように書けます。

 

(M, F)=\{(x, 6000-x) | x\in \{0, 1, \ldots, 6000\}\}

 

  つまり最小単位を1円と仮定すれば、我々には6,001通りの選択肢あるということです。通常の男性がトイレを利用する時間内に、この集合の要素を一つ一つ吟味し、最適解を探し出すことは非常に困難です。なんらかのヒューリスティックな解法が必要になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、3人で作戦会議が始まります。

 

 

 

 

 

友人A「2,500円、3,500円にしよう」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友人B「いや、2,000円、4,000円にしよう(満貫)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私「(そもそも、この6,000円という支払は何によって発生したのかを考えよう。これは店から飲食物の提供というサービスを受けたことに対する対価。我々は全員飲み放題というサービスを受け、同じものを食べた。ここに男女間の差はないため支払額に性別に因る差をつけるのは合理的ではない。とは口が裂けても言えないので)まぁ、みんな年齢も学年も一緒だったし、全員3,000円にしようぜ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 友人AB「まぁみんな修士1年生だったし、それでいいか~」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうして我々は小学3年生の文章題を解くかの如く、18,000÷6=3,000という単純な数式と共に3,000円の支払いを済ませたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれから2ヶ月が経ちましたが、彼女らから連絡が来ることはありませんでした。

 クリスマスまで残り3ヶ月弱。クリボッチまで、聴牌です。